レザークラフト実践技法40に掲載されていた道具の加工です。作業と仕上がりをレベルアップするため、菱目打ちの先を削ってみます。
左の画像が改造前の菱目打ち。なぜか家にあった金工用のヤスリで地道に丁寧に削ります。4本の菱目打ちなので、4本×表・裏=8箇所。右の画像ができあがり。
実際に革に打ち込んでみました。上が改造前の菱目の穴。下が改造後。菱目の穴の幅が狭くシャープにかわります。心なしか、打ち込み後の抜けもよい気がします。効果を確かめるため、縫ってみます。
糸が通ると、効果がわかります。
・見える隙間が小さくなる(糸が太すぎてちょっとわかりにくい)。
・糸の軌跡に斜めの角度がつくので、いい感じ(ヨーロッパ目打ちに近い感じになるのでしょうか)。
ということで実験は一応成功です。しかしどれだけの方がこのこだわりに気づいてくださるのやら。
実験に縫った革と糸、使いようもないので、しおり代わり。
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